季節note

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20代インドア娘の楽しく生きるための行動ブログ。

乃木坂版セーラームーンミュージカル、ライブビューイングに行ってきた感想

オタ活をしてきた話です。
本当に長くて自己満なのですが、とっても楽しかったのでよかったら読んでね。

台風の中、セラミュ千秋楽をライビュで見て来た

9月30日、とても大きい台風が来るからと、JRが20以降運行休止を予告までした日、私はセーラームーンミュージカルを観に、新宿の角川シネマまで地下鉄を使って行ってきました。

乃木坂版セーラームーンミュージカルっていうのは、2.5次元の先駆けとも言えるセラームーンミュージカル(略してセラミュ)というのが元々あって、その主要メンバーを乃木坂メンバーが演じるバージョンです。


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公演は2つに分かれていて、starチーム とmoon チームがあり、私は山下美月ちゃんがうさぎちゃんを演じるmoon チームをみてきました。

映画館の席は台風にしてはそこそこ埋まっていて、私自身も帰りは大丈夫かなあとおもいながら見てきたんですが、
観に行って本当によかった!!!!


ミュージカル自体初めてだったんですが題材がセーラームーンということもあって話自体とっつきやすいし、ステージに映像が投影されて、場面がどんどん代わり、もう「これが舞台…?!」となりながら引き込まれていきました。


しょっぱなから1番トキメキがすごかったのはセーラー戦士たちの変身シーン。

早着替えとプロジェクションマッピングで本当に変身しているようにしか見えない。

研究された技術はすでに魔法と同じである〜(意訳)的な言葉を目にしたことがありますが、まさにそれです。




5戦士いるのですが変身シーンでそれぞれ歌があって、歌、早着替え、決めポーズの流れをするのですが、もうお決まりでも、そのお決まりが本当に楽しい。スパンコールのスカートのキラキラが綺麗。

キャラによって曲が転調していてかっこよかったり、凛々しかったり可愛かったりと、乃木坂メンバー目当てで見に行ったけれどキャラクター自体に愛が溢れてしまった。


乃木坂46AKB48と比べ、総選挙がない代わりにプリンシパルというファン投票によって出番が決まる舞台があったり、舞台出演するメンバーが多かったりと、何気にお芝居をするグループです。

今回のセラミュは、何度か舞台経験を積んでいるメンバーと、ほぼ無いメンバーがうまく合わさっていました。そのバランスがとてもよかった。
そしてみんな想像以上にうまかった。
歌もお芝居も。

もっともっと、いろんな人に見てもらえるといいな、ライブでもっと生歌歌ってほしいなと願わずにはいられないくらいです。


乃木坂メンバーそれぞれの感想

セーラームーン役・山下美月さん

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最初、話した途端、アニメのうさぎちゃんまんまじゃん!と思った。声、話し方、仕草が元気でちょっぴりアホっぽいアニメうさぎちゃんをそのまま表したようで、最初、これ録音に合わせて動いているんじゃないかと疑ったくらい。
歌も、若干の揺らぎはあったけれど、それがいい味を出していてあまり気にならなかった。

そして一番印象に残ったのは、うさぎちゃんが過去を思い出しつつあり混乱し、そしてまもちゃんを思って泣く演技。
慟哭という感じで、うさぎちゃんの辛さが伝わって来て、うさぎちゃんにもらい泣きしてしまった。

もう山下美月さんのファンになってしまいました。



セーラーマーキュリー役・伊藤理々杏さん

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真面目で、頭がいいあみちゃんの感じがとてもよかった。こちらもアニメからそのまま出て来たみたいで、ビジュアルも天使で可愛い。ぴったり。少しドモリ気味なところとかが、おずおずとしたキャラを表していてうまかった。

何より驚いたのは歌唱力がかなり高いということ。先日16歳になったばかりで、これからが本当に楽しみ。ユニット組んでばりばり歌ってほしい。
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みんなにベイビーちゃんと言われるのも納得の可愛さ。



セーラーマーズ役・高山一実

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落ち着いて凛々しくて、けれど繊細なレイちゃんが表されていてよかった。憧れのお姉さん。

舞台だから引きのアングルが結構あるのだけれど、スタイルが二次元。本当に足が綺麗で、ハイヒール履くレイちゃん役にぴったり。
喘息持ちで辛い時期だったみたいだけれど、見事でした。
彼女の舞台挨拶での言葉に、葛藤が見えて、本当に本当に無事に走り抜けられてよかったと思いました。



セーラージュピター役・能條愛未

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舞台ウテナにてウテナ役で高い評価をもらっていて、一度能条さんのミュージカルを見て見たいと思ったのも今回sutar出なくmoonチームを観た理由でした。
マコちゃんは周りに怖がられてしまう腕っ節が強いような感じのキャラなので、変身シーンの歌なんかが低めの音程でかっこよく作られているのですが、それを見事に歌いきっていてすごかった。その音出るんだ、すごい、安定感ある。という感じ。

でも私は歌より、心を開きつつあった、恋しつつあった相手役に、「お前なんて相手にするはずがない(意訳;うろ覚え…)」的なことを言われた時の痛くて辛い感情がお芝居で伝わって来て辛かった。

乃木坂での活動、恵まれていたとは言えないけれど、自分の力でお仕事を広げて行った彼女はすごい。卒業後もお芝居楽しみにしています。



セーラーヴィーナス役・樋口日奈

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圧倒的に可愛くて清くて、はまり役すぎるのでは…!?という感じ。
他の4人に比べエピソード部分が短い気がしたけれど、彼女だけは現代を生きているというより転生前の繋がりの部分が大きかったのかな。
うさぎちゃんへの忠義が現れていた。あと、ところどころひなちまにしか見えない部分もあるんだけどひなちまは正義!と思わされて、全然よかった。(語彙力…伝わって)
歌も圧倒的にうまい。彼女が歌が上手いこと、ワタシシラナカッタ…。



特別枠クイーン・セレニティ役・白石麻衣

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白石麻衣さんのあの慈愛に満ちた声なんなの…いつも通り甘さがあるんだけど、でもちゃんとクイーン・セレニティで、あと美しくて、まいやん様…素敵…と頬を染める乙女になったのでした。



超かっこよかったクンツァイト役・安藤千尋

乃木坂メンバーではなく、周りでがっちり支えてくださった役者さんなのですが、本当にかっこよかった。銀髪で挑発。悪役というか相手役のリーダー的立場で、ノリも良く、歌もふかくて良い。

私きっと宝塚楽しめる人だ…とこの方を見て思いました。




終わってから

うさぎちゃん役の山下美月ちゃんのモバイルメール(有料コンテンツ)を取っているのですが千秋楽後にもお仕事入っていて、とってもとっても心配してしまった。

お仕事があって嬉しいけれど、流石に…流石に…。

でも明るく頑張ってくるよ〜って言ってくれる年下の女の子からメールもらうと、私も頑張るね、と元気をもらいます。

好きなアイドルから、ただただ、生きる元気をもらう夜だった。

風が強くて、生暖かい空気の中、ニコニコしながら歩いて、お家に帰りました。
あの日の湧いてくる元気、まだ私の中にあります。

私もお仕事がんばります。

ではまた。